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塗装できない屋根「ノンアスベスト」ってなに?対策方法!

  • daiyohhomes
  • 3月12日
  • 読了時間: 5分

1990年代初期までのスレート屋根には、アスベスト(石綿)が使用されていましたが、アスベストの使用が規制されると決まってからの数年は、どのメーカーもアスベストに代わる材料を見つけられず、試行錯誤の期間となってしまったようです。

その期間が、1990年代後半~2004年頃

当時施工された屋根材はトラブルだらけ

​20年ほど経った現在、割れ・欠け・剥がれは補修と塗装のみでは補えないほど劣化してしまっていることがほとんどです。


代表的な屋根材:コロニアルNEO、パミール、レサス、アーバニー etc...

 

目次

 

■この記事の著者情報

大曜ホームズ

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■ノンアスベスト屋根の問題点


ノンアスベスト屋根は、経年によっていくつかの問題が発生しやすいです。

特に、1990年代後半から2004年頃に使われた初期のノンアスベスト屋根は、以下のような問題を抱えていました。

1. 経年劣化

初期のノンアスベスト屋根材は、紫外線や風雨による劣化が早く、特に表面の塗膜が剥がれやすくなっていました。このため、屋根の防水性能が低下し、雨漏りの原因となることがありました。


2. 強度の低下

1990年代後半から2004年頃に使われていたノンアスベスト屋根材は、特に風や雪に対する耐性が低いことが多く、割れたり欠けたりすることがありました。これにより、屋根の強度が低下し、自然災害に対して脆弱でした。

3. 断熱性の低下

初期のノンアスベスト屋根は、アスベストの優れた断熱性に比べて、熱の伝導が高く、夏は屋根裏が非常に暑く、冬は寒さが伝わりやすくなることがありました。これにより、エネルギー効率が悪化しました。



■カバー工法と葺き替え工法による対策


ノンアスベスト屋根の問題を解決するために、カバー工法や葺き替え工法を利用することが一般的です。

それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、状況に応じた最適な選択が求められます。


1. カバー工法


カバー工法
既存屋根の上から、防水シート・新規屋根材を施工

カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法です。


◆メリット

• 工期が短い

既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ねるため、工期が短縮され、費用も抑えられます。

• 費用が抑えられる

撤去費用や廃棄物処理費用がかからないため、全体的にコストが抑えられます。

• 断熱性の向上

新しい屋根材を加えることで、断熱性能が向上し、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を実現できます。


◆デメリット

• 屋根の重量が増

新しい屋根材を重ねることで、屋根の重量が増し、建物に対する負担が大きくなる可能性があります。

• 外観が変わることがある

屋根の高さが増すことで、建物の外観が変わることがあります。これは、周囲の景観に影響を与える場合もあります。



2. 葺き替え工法

葺き替え
既存屋根を撤去して、野地板・防水シート・新規屋根材を施工

葺き替え工法は、既存の屋根材を完全に取り除き、新しい屋根を設置する方法です。


◆メリット

• 完全なリニューアル

既存の屋根を取り除いて新しい屋根材に交換するため、耐久性や防水性が向上し、長期的に安心して使用できます。

• 耐震性の向上

新しい屋根材の強度によって、建物全体の耐震性が向上することがあります。

• 断熱・防音効果の向上

新しい屋根材や断熱材を追加することで、屋根の性能が向上し、快適な住環境が提供されます。


◆デメリット

• 高コスト

既存の屋根材を撤去して新しい屋根を設置するため、カバー工法よりも費用が高くなります。

• 工期が長くなる

葺き替え工法では、屋根材の撤去と新しい屋根材の設置に時間がかかるため、工期が長くなります。





■絶対塗装できないの?ノンアスベスト屋根を塗装するとどうなる?



ノンアスベストの塗装
塗装後約5年経過したノンアスベスト屋根

ノンアスベスト屋根への塗装は、物理的には可能です。

しかし、絶対におすすめはしません。

既に損傷の激しい屋根を補修して塗装すると、塗装してすぐはとてもきれいになったように見えます。

しかし、ものの数年で補修痕が浮き上がり、せっかくのリフォームが台無しに・・・。


塗装よりもカバー工法のほうが高額にはなりますが、長期的な視点で見ると、何度も塗装するよりもカバー工法の方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いと言えます。

 

まとめ


1990年代後半から2004年頃に使用されたノンアスベスト屋根材には、耐久性や断熱性の不足、経年劣化による問題が多く見られました。

これらの問題に対処するためには、カバー工法や葺き替え工法が有効です。

カバー工法はコストを抑え、断熱性の向上が期待できる一方で、屋根の重量増加や外観の変化があります。

葺き替え工法は費用が高いですが、長期的な耐久性や性能向上を目指すには最適な方法です。


屋根の状態や予算、工期を考慮して、自分に合った最適な工法を選ぶことが大切です。信頼できる業者に相談し、最適な対策を講じましょう。

 

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